Oral Surgery

口腔外科

What is oral urgery?

口腔外科とは

口腔外科は、歯科医療の中で、難しい歯や口のトラブルを専門に扱う分野です。具体的には、難しい抜歯やインプラント手術、顎の関節の問題、口の中の腫れや異常などを治療します。

親知らず

親知らず(親不知)は、第3大臼歯のことを指します。大臼歯とは、真ん中から数えて6・7・8番目の大きな奥歯のことです。

親知らずとは

「親知らず」という名前は、昔「親が亡くなってから生えてくる歯」と言われたことに由来します。また、別名「智歯」とも呼ばれ、「成人になって知恵がついてから生える歯」という意味があります。親知らずは多くの場合20代頃に生えてきますが、先天的に存在しない場合や、生えない場合もあります。

親知らずについてもっと知りたい方は、当院にご相談ください。

親知らずの問題点

親知らずが正常に生える場合もありますが、多くの人は以下のような問題を経験します

埋伏歯

親知らずが完全に生えず、歯茎や骨に埋まったままになることがあります。これが原因で痛みや感染を引き起こすことがあります。

斜めに生える

親知らずが斜めに生えると、隣の歯に圧力をかけ、歯並びが悪くなる原因となります。

部分的に生える

親知らずが部分的にしか生えない場合、歯茎が覆われたままとなり、細菌が溜まりやすくなるため、炎症や虫歯のリスクが高まります。

過密歯列

口の中のスペースが不足している場合、親知らずが他の歯を押しやり、歯列の乱れを引き起こすことがあります。

親知らずの抜歯

親知らずが問題を引き起こしている場合、抜歯が推奨されることが多いです。抜歯の決定は以下の要因によります。

抜歯後のケア

知らずの抜歯後は、適切なケアが重要です。以下の点に注意してください.

顎関節症とは?

顎関節症(がくかんせつしょう)とは、顎(あご)の関節やその周囲の筋肉に問題が生じる疾患です。顎の関節は、頭の骨と下あごの骨をつなぐ関節で、食べ物を噛んだり、話したり、あくびをしたりするときに使われます。顎関節症は、この関節や周囲の筋肉に痛みや不快感を引き起こします。

代表的な症状
顎関節症の原因

顎関節症の原因はさまざまですが、以下のような要因が考えられます。

顎関節症の治療方法

顎関節症の治療方法には以下のようなものがあります。

生活習慣の改善

ストレスを減らし、リラックスする方法を見つけることが大切です。また、姿勢を良くすることや、硬い食べ物を避けることも有効です。

理学療法

温湿布やマッサージ、ストレッチなどで筋肉をほぐします。

薬物療法

痛みを和らげるための鎮痛剤や、筋肉の緊張をほぐすための筋弛緩薬が処方されることがあります。

歯科治療

噛み合わせの調整や、必要に応じてマウスピースを使用することがあります。

顎関節症の症状が長引いたり、生活に支障をきたす場合は、早めに歯科医や専門医に相談することが重要です。適切な診断と治療を受けることで、多くの場合、症状を改善することができます。